米テスラ株が一時7%急落 市場には過大評価の声も

ニュースのポイント

  1. 米テスラ株が21日に、一時7%値を下げた
  2. S&P500種株価指数の構成銘柄に採用された最初の取引
  3. 市場関係者の間では、テスラ株の過大評価を指摘する声も聞かれる

S&P500種株価指数採用後の初日の取引で、一時7%下落したテスラ株

12月21日、米テスラの株価が一時、7%の急落を見せた。この日はテスラ株がS&P500種株価指数に採用された最初の取引として、多くの市場関係者から注目を浴びていた。18日には、大商い下で過去最高値を更新していたテスラ株だが、最終的に6.5%安でこの日の取引を終了。ブルームバーグの集計によると、21日のS&P500種の下げ幅14.49ポイントのうち、テスラ株が約4.1ポイントを占めた。

なお、S&P500種への新規採用が発表された11月中旬以降で約70%上昇したテスラ株は、年初来では約8倍の値を付けている。

創業者も指摘するテスラ株の過熱感


引用元:Forbes JAPAN
テスラの時価総額は約6000億ドルに達し、米の上場企業で6番目の大きさとなった。しかし、年初来の急騰には、多くの投資家が「テスラ株は過大評価されている」とみているという。

投資調査会社・TSロンバードの戦略部門責任者であるアンドレア・シシオーネ氏はテスラ株について、次のように指摘する。「テスラは将来的に全く異なる企業になる可能性があるため、自動車会社として評価されているわけではないことを認識しておく必要がある」。

テスラ創業者のイーロン・マスク氏さえもテスラ株のあまりの高騰には懐疑的で、今年5月、自身のTwitterに「テスラの株価は高すぎる」と投稿している。

テスラ
アメリカ・カリフォルニア州に本社を置く電気自動車メーカー。電気自動車と電気自動車関連商品、ソーラーパネル、二次電池・バッテリーなどの開発・製造を手掛ける。参考:TESRA
S&P500種株価指数
米国株式市場の動向を示す株価指数のひとつ。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シーによって算出される、時価総額をベースにした指数。工業株400種、運輸株20種、公共株40種、金融株40種の各指数で構成されていて、採用銘柄は約40業種に及ぶ。ニューヨーク市場の時価総額の約75%をカバーしていて、市場全体の動きを表す指標として機関投資家などに広く利用されている。参考:SMBC日興証券

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