FXの代表的な通貨ペアの特徴とは?|各通貨ペアの特徴を知って賢く戦略を立てる方法もご紹介!

FXは2国間の通貨を売買することで利益を生むことができますが、通貨ペアごとに特徴やトレード方法が変わってくるため、どの通貨ペアでトレードするかを決めることは大変重要になってきます。
今回は通貨ペアの見方から、代表的な通貨ペアまで分かりやすく開設していきます

FX取引での通貨ペアの見方

FXでは、売買する2国間の通貨ペアを「米ドル/円」もしくはアルファベット3文字の通貨コードで「USD/JPY」などと表記します。

” / ”の左側に来る通貨を主軸通貨(基軸通貨)と言い、右側に来る通貨を決済通貨と言います。
基軸通貨とは、決済通貨を取引する際の基準となる通貨のことで、レート上では1通貨単位の基軸通貨でどれだけの決済通貨と交換できるかを示されているのです。

為替レートの見方

実際の為替レートを見てみると、上図のように2つの価格を提示されています。
これは2WAYプライスと呼ばれ、売る時の価格(Bid)が左買う時の価格(Ask)が右に表示されています。

この図では、Bid=101.567、Ask=101.577と表示されているので、1ドル=101.567円で売ることができ、1ドル=101.577円で買うことができるのです。
また、スプレッドとは、取引にかかるコスト、すなわち手数料のことを意味します。

通貨一覧

世界で流通している通貨は約180種類ほどありますが、FXをやる上ではそれら全ての通貨を覚える必要はなく、いくつかの主要な通貨を覚えておくだけで充分です。
以下に主要通貨の通貨コードを一覧にまとめたので是非参考にしてくださいね。

国・通貨 通貨コード 国・通貨 通貨コード
アメリカ・ドル USD 欧州連合(EU)ユーロ EUR
オーストラリア・ドル AUD 香港・ドル HKD
イギリス・ポンド GBP 日本・円 JPY
ブラジル・レアル BRL 韓国・ウォン KRW
カナダ・ドル CAD メキシコ・ペソ MXN
中国・人民元 CNY ニュージーランド・ドル NZD
ノルウェー・クローネ NOK スイス・フラン CHF
南アフリカ・ランド ZAR トルコ・リラ TRY

日本における代表的な通貨ペア

FXを始めたばかりの方は、日本円が絡んだ通貨ペアで取引するのが分かりやすくておすすめです。
ここでは日本円が絡んだ代表的な通貨ペア3組を紹介していきます。

米ドル/日本円(USD/JPY)の特徴

一番メジャーな通貨ペアが米ドル/日本円(USD/JPY)です。
米ドル/日本円は流動性が高く、情報量も多いので、FX初心者の方でも入りやすい通貨ペアとなっており、日本のFX取引の8割を占めています。
また、スプレッドも数ある通貨ペアの中で最も小さい通貨ペアなので、コストの点から見ても魅力的です。
そもそも米ドルは世界一の経済力を持つ通貨で、世界の基軸通貨ともなっています。
よって国際貿易でも基本的に決済は米ドルで行われるため、流通量や各国の外貨準備高に占める割合も多く、通貨の中で最も安定した通貨となっているのです。
米ドル/日本円の特徴は、日本の経済指標より、アメリカの経済指標や輸出企業の決済に影響を受けやすい点。
そのため、アメリカの経済指標や要人発言が為替変動の要因になってきます。
特にFOMC米国雇用統計発表後は相場が変動しやすいのでしっかりチェックしておくようにしましょう。
特徴をまとめると以下のようになります。
・日米の金融政策の動向や経済動向に影響される(特にアメリカ)
・他の通貨ペアに比べて値動きが緩やか
・スプレッドが小さい
・日米の金融政策の動向や経済動向に影響される

ユーロ/日本円(EUR/JPY)の特徴

ユーロ/日本円は2国間の政治情勢が直接的な影響を及ぼすというより、米ドル/日本円とユーロ/米ドルの動向の変動が間接的にユーロ/日本円にも影響を及ぼしています
したがって、欧州、米国、日本の3か国の経済指標や金融政策の影響を受けので、分析の情報量がより多いです。
そして、ユーロ/日本円は日本時間15時~21時の欧州時間に取引が活発に行われるので、この時間帯に合わせて取引を進めていけばいいでしょう。
特徴をまとめると以下のようになります。
・欧州・米国・日本の経済指標に影響される
・値動きが大きい
・欧州時間に値動きが活発となる

豪ドル/日本円(AUD/JPY)の特徴

豪ドル/日本円はボラティリティが高く、金利差があるため、トレーダーの中でも人気のある通貨ペアとなっています。
オーストラリアは鉄鉱石やガス、石炭などの天然資源を中国に大量販売している関係もあり、中国経済の影響を受けやすいです。
中国経済が好調な時はオーストラリア経済も好調、その逆もしかりという傾向にあるので、豪ドルと取引する際は中国経済の動向も視野に入れておきましょう
また、日本時間の午前9時頃にオーストラリア市場が開き、午後3時頃にオーストラリア市場が閉まるため、日本時間の午前9時頃~午後3時頃が取引活発化となる時間帯になっています。
特徴をまとめると以下のようになります。
・ボラティリティが高く、金利差もある
・中国経済に影響される
・日本時間の午前9時頃~午後3時頃で取引が活発化

スワップポイント狙いの通貨ペア

スワップポイント(金利差調整分)とは、2国間の金利差から得られる利益のことで、保有しているだけで毎日金利差を受け取れる仕組みです。
日本のような低金利通貨を売って、メキシコペソやトルコリラなどの高金利通貨を買うと、その金利差をスワップポイントとして受け取ることができます。
為替差益を追い求めることなく、毎日スワップポイントが付与されれば、少ないながらにも利益を得ることができるのです。
それでは、スワップポイントで稼げる通貨ペアを見ていきましょう。

トルコリラ/日本円(TRY/JPY)の特徴

日本の金利が0.1%であるのに対し、トルコの金利は6.5%と、非常に大きな金利差があります。


よってトルコリラを保有していれば、毎日スワップポイントを得ることができます。

メキシコ/日本円(MXN/JPY)の特徴

メキシコペソは金利が4.25%という非常に高金利な通貨です。
10万通貨あたりおおよそ60円のスワップポイントを得ることができます。

南アフリカ/日本円(ZAR/JPY)の特徴

南アフリカの金利も3.5%と高いものになっています。
10万通貨あたりおおよそ50円のスワップポイントを日々得ることができます。

日本円が絡まない通貨ペア

これまでは日本円が絡まない通貨ペアを観てきましたが、次は日本円が絡まないユーロ/米ドルについて紹介していきます。

ユーロ/米ドル(EUR/USD)の特徴

ユーロ/米ドルはFX初心者にはあまりピンとこない通貨ペアかもしれませんが、実は世界で一番取引量が多い通貨ペアはユーロ/米ドルなんです。
為替変動は両国の政治経済の情勢や金融政策の行方が影響を及ぼします。
また、為替市場への取引参加者が多いこともあり、イレギュラーな相場の変動は少なく、テクニカル分析が有効に効きやすいです。
流動性も高く、スプレッドも低いため、短期間で取引をするスキャルピング(一日に何度も取引を繰り返して、利益を積み上げていく投資方法)にも向いています
よって特徴をまとめると以下のようになります。
・世界一の取引量
・スプレッドが低い
・テクニカル分析が当てはまりやすい

日本円が絡まない時の利益の計算方法って?

「ユーロ/米ドルの売上は日本円でいくら?」と聞かれても迷ってしまいますよね。
ユーロ/米ドルの場合、日本円が絡まないので、円に換算して計算するのですが、慣れていないと少し難しく感じるかもしれません。
一般的に損益は以下の式で求められます。
値幅×ロット×米ドルレート=損益
文字だけでは分かりづらいので、簡単な例を1つ見ておきましょう。
例:ユーロドルの損益計算
買値:1ユーロ=1ドル
売値:1ユーロ= 2ドル
米ドルレート:1ドル=100円
取引数量:1万通貨
値幅×ロット×米ドルレート=損益の計算式に、実際に数字を入れて計算すると以下のようになります。
(2ドル-1ドル)×10,000×100=1,000,000円

まとめ

FXの通貨ペアについて紹介してきましたが、いかがでしたか。
自分の戦略やトレードスタイルにあった通貨ペアを選んでコツコツトレードしていくといいでしょう
最初は慣れないトレードかもしれませんが、一つの通貨ペアでトレードを続けていくことで、自分なりの法則やルールを見出していくことができます
試行錯誤を重ねながら頑張って稼いでいけるようにしましょう。

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