中国版ガチャガチャ「ポップマート」上場で時価総額1兆円に

引用元:https://popmart.co.jp/

ニュースのポイント

  1. 中国玩具メーカー「ポップマート」が香港市場に上場した
  2. 公開価格から80%近く上昇し、時価総額1兆円を超えた
  3. 33歳創業者の王寧(ワン・ニン)氏の資産が32億ドル(約3300億円)以上とみられている

中国玩具メーカーの「ポップマート(Pop Mart)」が香港市場に上場

引用元:https://popmart.co.jp/?mode=f1

中国玩具メーカーの「ポップマート(Pop Mart)」が12月11日、香港市場に上場を果たした。株価は公開価格から80%近く上昇して取引を終えた。これにより同社の時価総額は125億ドル(約1.3兆円)となった。

現在33歳の王寧(ワン・ニン)氏が創業したポップマートは「盲盒(ブラインドボックス)」と呼ばれる、中身が見えないカプセルに入ったフィギュアを約8ドルで販売し、中国の若い女性を中心に大人気となった。同社は昨年、売上高が16億8000万元(約254億円)へと3倍に増加した。ポップマートは中国のほかに21カ国で商品を販売しており、顧客のほとんどは18歳から35歳で、75%は女性とのこと。

ワン氏は日本を訪れた際に、ガチャガチャからインスピレーションを得て、現在のプロダクトのベースとなるコンセプトを生み出したようだ。

オンラインとオフラインの両方で販売しており、現在は33都市に136店舗を展開中。2022年末までに中国国内に183店舗を新たにオープンする計画だ。さらに自販機での販売も行っており、現在中国国内で約1000個の自販機を有している。こちらも22年末までに国内に1800個、国外に1000個の設置を目指している。
日本でも期間限定店舗を含む36店舗、ロフトや東急ハンズを中心に展開中だ。

創業者 王寧氏、保有資産32億ドル(約3300億円)以上に

米誌フォーブスによると、ポップマート株を約50%を保有している創業者王寧(ワン・ニン)氏の保有資産はIPO直前の段階で32億ドル(約3300億円)と試算していたが、今回の結果によりさらに資産を増やしたことになる。

ワン氏は大学で広告ビジネスを学んだ後、中国版Twitterと呼ばれる「ウェイボー」の運営会社である新浪(SINA)に就職した。そして、香港に旅行中に立ち寄った雑貨チェーン店をヒントに1年程で新浪(SINA)を退社し起業した。
その後、2010年にショッピングモールに最初の店舗をオープンした。初期段階では化粧品や文房具など多様な商品を扱っていたが、その後フィギュアに専念した。今年7月のフォーブス誌の取材で、「しばらくビジネスを続けるうちに、フィギュアが最も売れ筋のアイテムであることに気づいた。その後は、他のカテゴリの商品を減らし、2014年からフィギュアを専門に扱うようになった」と述べている。

香港市場
香港市場は古くから主に外国人投資家が取引をしてきた市場。現在、日本人が中国株を売買する場合は、通常は香港市場での取引になる。香港市場にも東証1部・2部にあたる「メインボード」と新興企業が上場する「GEM(ジェム)」がある。参考:株式投資成功ナビ
ウェイボー
Weibo(正式には『新浪微博(シンラン・ウェイボー)』)は、中国最大ともいわれるソーシャル・メディア・プラットフォーム。「微」はマイクロ、「博」はブログの意味を持ち、140字の字数制限があり、少ない文字数で発信するツイッターとの類似性から、よく「中国版Twitter」とも称される。参考:中国トレンドEXPRESS

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