大和ハウスリート投資法人、札幌の3物件を売却 今期経常を6.5%上方修正

ニュースのポイント

  1. 大和ハウスリート投資法人、札幌の住宅3物件を売却する
  2. 3物件の売却額は計62.9億円で、計30.45億円の売却益が発生する
  3. 今期の経常利益を予想から6.5%上方修正し、1口当たり分配金も3.6%増となる見通し

大和ハウスリート投資法人が札幌の住宅3物件を売却

カスタリア円山裏参道

引用元:スモッカ

大和ハウスリート投資法人は「カスタリア円山裏参道」等、札幌に保有する住宅3物件を売却することを発表した。将来的な収益性及び流動性リスクや、修繕コスト増加を懸念し、売却を決定したとしている。3物件の売却額は計62.9億円で、計30.45億円の売却益が発生する。

これに伴い、同社は第30期(2021年2月期)及び第31期(2021年8月期)業績予想を修正した。第30期の経常利益を従来予想の102億円→108億円(前期は99.3億円)に6.5%上方修正し、2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。また、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は5,750円と、3.6%増となる見通しだ。売却益を分配する一方、利益超過分配額は1,982百万円からから1,756百万円へ減額する。

第31期は、売却益2,209百万円が発生する一方、売却益の一部を修繕の前倒しに活用し、前回予想比13.7%増益を見込んでいる。売却益の残額を分配する一方、利益超過分配額を1,982百万円から1,811百万円に減額し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,000円と10%増となる見通しだ。

経常利益
経常利益とは、企業が通常行っている業務の中で得た利益のことです。
企業では、その企業の本業とそれ以外の事業の損益を分けて計算しています。本業の儲けを営業利益といい、それ以外を営業外利益といいます。例えば、本業が製造業であっても、保有する不動産から家賃収入などを得ることがあり、経常利益には本業の利益以外に家賃収入なども含まれます。経常利益は他の指標とともに財務諸表で見ることができます。参考:SMBC日興証券
利益超過分配額
会計上の利益を超えて行う金銭の分配です。
J-REITは、減価償却費等を原資として、利益を超えた金銭を分配することが認められています。
減価償却費とは、会計上の費用ですが、実際に現金を支出するものではなく、減価償却費に相当する現金が社外に流出せず留保されることになります。
本投資法人の分配方針においては、一定のルールに従い、このように留保される金額の一部を投資主の皆様に還元するべく利益超過分配を行うこととしています。参考:伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人

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