9500万ドル運用の米・著名投資家が狙う、次の「FAANG」とは

ニュースのポイント

  1. 著名投資家のエリック・ジャクソン氏は「次の『FAANG』を探している」と話した
  2. 有望株に「Zillow Group」、「MatchGroup」、「Snowflake」を挙げる
  3. 「ハイテク株はまだ高騰する」と話している

2020年はハイテク企業を中心に121%のリターン


引用元:Bloomberg

米・トロントに拠点を置くヘッジファンド会社・EMJキャピタルの創設者で著名投資家として知られるEric Jackson’s(エリック・ジャクソン)氏。2020年、ジャクソン氏のロング・ショート戦略が功を奏し、11月末時点で121%のリターンを上げたという。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で業績を上げた、「Zoom Video Communications」や「Delivery Hero」といったハイテク企業への投資が成功した格好だ。

次のFAANGを探している

9500万ドルを運用するジャクソン氏は現在、「次のFAANGを探している」という。

「テクノロジー株を中心に運用しているが、今後はFAANGへの投資は積極的には行わないだろう。時価総額が20億~500億ドル(2100億~5兆2100億円)の企業で、向こう2~3年で時価総額が2~3倍になる銘柄を探している」と話す。

ジャクソン氏が有望視する3銘柄とは


引用元:Zillow Group

ジャクソン氏は、注目している銘柄の具体名をいくつか挙げている。そのひとつが、「Zillow Group」だ。不動産サイトを運営する同社の株価は、3月から4倍にまで高騰している。時価総額約270億ドルの同社をジャクソン氏は「間違いなく次のFAANGになる銘柄だ」と評価する。

そのほか、マッチングアプリを運営する「MatchGroup」やソフトウェアを開発する「Snowflake」を有望視。MatchGroupについてジャクソン氏は、「日本やインドなどで成長が見られ始めた。投資に大きなメリットがある銘柄だ」と分析。Snowflakeについては、「簡単に2,000億ドルの時価総額に到達し、恐らくそれすらも軽く超えるだろう」としている。

ジャクソン氏は、「人々はまだまだハイテク株に引き付けられるだろう。良いハイテク株は手放すことはできない」と話した。

FAANG
米国の主要IT企業であるフェイスブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)、アップル(Apple)、ネットフリックス(Netflix)、グーグル(Google)の5社の総称。ファングと呼ぶ。ネットフリックスを除く4社を総称してGAFA(ガーファ)と呼ぶ場合や、GAFAにマイクロソフト(Microsoft)を加えてGAFAM(ガーファム)と呼ぶ場合もある。参考:グロービス経営大学院
ロング・ショート
ロングは買い、ショートは売りを意味し、割安と評価する株を買う一方で、割高と判断される株を信用取引等で売り建てる投資手法。同一業種の割安株・割高株をペアにし、買いと売りの比重をどちらかに傾けて適用することが多く、株式相場の上げ下げに左右されずに、小幅なリターンを積み上げていくというもの。ヘッジファンドの代表的運用手法の一つであり、公募の投資信託の中にも運用方針として採用されているものがある。参考:野村証券

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