ジャフコとマネーフォワードが「マネーフォワードクラウド」導入を無料サポート スタートアップ支援を推進する狙い

ニュースのポイント

  1. ジャフコとマネーフォーワードが、経理や人事労務における面倒な作業を自動化する「マネーフォワードクラウド」導入を無料でサポートすると発表
  2. スタートアップ企業支援プログラムの一環で、事業づくりとバックオフィスの両立が難しいシード・アーリー期の企業を支援する狙い
  3. このプログラムにより、ジャフコの投資先企業は早期から管理体制を構築でき、IPO準備にスムーズに移行できるという

 

ジャフコグループとマネーフォワード が、スタートアップ支援で「マネーフォワードクラウド」導入を無料サポート


引用元:prtimes.jp

日本のベンチャーキャピタルのジャスコグループと、ソフトウェア企業のマネーフォワードが、スタートアップ企業支援プログラムの第1弾として、ジャフコの投資先企業に対し、「マネーフォワード クラウド」の導入サポートを無償で実施すると発表した。同プログラムにより、事業体制の構築に苦慮するシード・アーリー期のスタートアップのバックオフィス支援体制サポートを進めていく。

充実したプログラムで、スタートアップ企業の事業形成とバックオフィス運営を支援

引用元:capdo-jp.com

マネーフォワード クラウドの導入サポートの内容は、以下の通り。

  • 「マネーフォワード クラウド」導入サポートの無償実施
  • 「マネーフォワード クラウド」導入時のデータ移行サポート
  • スタートアップ企業の管理体制レベルに応じたツール機能の提案
  • CFO・管理部長の採用支援(投資先の管理体制レベルによって提供サービスが異なる。また、ジャフコ独自のサービスとなる)

なお、マネーフォワードで展開する「STARTUP BOOSTER」との併用は不可。会計・給与・経費等の導入支援実施サービスに応じて、無償提供の内容は異なる。

充実したプログラム内容だが、今回のサポートを導入したのは、スタートアップ企業の中でも特にシード・アーリー期の企業は人的リソースが限られるため、事業づくりとバックオフィス業務の両立が難しく、バックオフィス業務の整備まで行き届かないという現状があった。

さらに、シード・アーリー期は、業績の振れ幅が大きくリアルタイムの業績数字把握が困難と難しい。本格的なIPO準備を始めるにあたって業績の管理を適時把握することが重要であり、早いうちから最低限の体制を作っておくことが必要となるとジャスコグループ、マネーフォワードの両社は判断した。

今回のプログラム導入のメリットとして、ジャスコグループは、「ジャフコの投資先企業は早い段階から管理体制を構築でき、IPO準備へスムーズに移行できるようになる」としている。

昨今、新型コロナウィルスの影響によるテレワークの推奨や、電子帳簿保存法改訂によりペーパーレスやハンコレスへの対応など、スタートアップ企業においてもバックオフィスの業務効率化が求められている。そんな中、ジャフコとマネーフォワードは2020年7月、業務提携契約を締結。両社で投資先企業を支援する中、経営層が経理業務に時間が取られながらも、システム導入コストや導入時のデータ移行の手間など、サービス導入へのハードルの高さがネックとなり、スタートアップ企業がバックオフィスの業務効率化に踏み出せない実情が明らかになっていた。

こうした問題を払拭し、スタートアップが必要とするサービスを投資先に提供すべく、今回のスタートアップ企業支援プログラムの実施を決定したという。

 

ジャフコグループ
ジャフコグループは、日本最大のベンチャーキャピタルである。国内においては、日本で初めての投資事業組合(ファンド)を設立し、ベンチャー投資を積極的に行ってきた。2020年3月には、国内ベンチャーキャピタルとして最大規模となる800億円のファンドの組成を完了。現在では、ベンチャー投資に限らず、バイアウト投資やインキュベーション投資を幅広く手がける。参考:PR TIMES
マネーフォワード
マネーフォワード は、個人向け・法人向けに金融系のウェブサービスを提供しているテック系のメガベンチャーである。個人向けサービスとしては、資産管理・家計管理ツール「マネーフォワード ME」、自動貯金アプリの「しらたま」、個人向け経済メディアの「MONEY PLUS」を運営している。参考:マネーフォワード
マネーフォワードクラウド
マネーフォワードクラウドは、バックオフィスに関するさまざまなデータを連携し、経理や人事労務における煩雑な業務を効率化する事業者向けSaaS型サービスプラットフォームである。枝分かれしたサービスとして、法人決算を簡素化する「クラウド会計」や、確定申告作業の効率化を促す個人事業者向けクラウド型確定申告ソフト「クラウド確定申告」などがある。参考:マネーフォワード
シード・アーリー期
シード・アーリー期は、スタートアップ企業の成長ステージの中でも、起業前、もしくは起業直前の段階を意味する。具体的なサービス、製品の実現ができていなかったり、立ち上げた事業が赤字続きだったりするなど、困難に直面にすることが多く、マーケティングやプロダクト開発によって、事業を軌道に乗せられるかが勝負となる。参考:Battery

関連記事

ページ上部へ戻る