米ゼネラルモーターズ、35年までに全ての乗用車を電動に

GMの電気自動車「キャデラック・リリック」 引用元:OPENERS

ニュースのポイント

  1. ライバルのフォード・モーターより10年早い達成を目指す
  2. この発表を受けてGM株は一時7.4%上昇、終値は前日比3.5%高の51.04ドルとなった
  3. メアリー・バーラCEOは「GMはより安全で、より環境に優しく、より良い世界を確立するため、世界中の政府や企業とともに取り組んでいく」とコメントした

ライバルのフォードより10年早い達成を目指す

メアリー・バーラCEO 引用元:日刊自動車新聞

米ゼネラル・モーターズ(GM)は28日、2035年までにすべての乗用車を電動車両にする計画を発表した。全世界で、2040年までに製品と事業活動でカーボンニュートラル化の実現を目指す。ライバルのフォード・モーターより10年早い達成を目指す、この発表を受けて同社の株は28日の米株式市場で一時7.4%上昇、終値は前日比3.5%高の51.04ドルとなった。

こうした取り組みは、ガソリンを大量に消費するトラックやSUVをメインの古い自動車メーカーというイメージを払しょくし、EV市場で米テスラの牙城を切り崩そうとするメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)の戦略の一環だ。すでに25年までにEVに計270億ドル(約2兆8000億円)を投資する方針も発表している。同氏は「GMはより安全で、より環境に優しく、より良い世界を確立するため、世界中の政府や企業とともに取り組んでいく」とコメントした。

現在、利益の大半をピックアップトラックとSUVが稼ぎ出している同社にとっての大きな課題は、利益率が相対的に低いEVにシフトする中で利益をいかに確保するかだ。この件についてマーク・ロイス社長は「自社のバッテリーパック『アルティアム』のコストが下がりつつあり、EVも利益を生むようになる」と述べている。

カーボンニュートラル
地球上の炭素(カーボン)の総量に変動をきたさない、CO2の排出と吸収がプラスマイナスゼロになるようなエネルギー利用のあり方やシステムの社会実装を指す概念。参考:EMIRA

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