米12月消費者信頼感指数、予想を大きく下回る 8月以来の低水準

ニュースのポイント

  1. 12月米消費者信頼感指数は88.6と予想を大きく下回った
  2. 期待指数は前月から3ポイント上昇した
  3. コンファレンスボードの景気指数担当者は「コロナの感染者再拡大が信頼感を引き続き圧迫している」と指摘

米12月消費者信頼感指数は「88.6」で予想以上の低下となった

引用元:Bloomberg

民間調査機関のコンファレンスボード(CB)が12月22日、12月の米消費者信頼感指数を発表した。12月は88.6と前月の92.9から予想外に低下し、8月以来の低水準となった。低下は2カ月連続だ。

新型コロナウイルス感染急増を受けて、景気回復が勢いを失っていることが改めて示された。市場予想は97.0だった。しかし期待指数は87.5と、前月の84.3から上昇した。

コロナワクチンに注目が集まる中、コロナの感染者数は記録的な水準に増加。ただ、先日可決した個人への直接給付を含む経済対策などもあり、この数値の悪化は長期化しない可能性もある。コンファレンスボードの景気指数担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は「消費者の現況判断は12月に急激に悪化した。新型コロナの感染再拡大が信頼感を引き続き圧迫している」と指摘した。

消費者信頼感指数
消費者の観点から米国経済の健全性を図る指標。米国の民間調査会社コンファレンス・ボードが毎月、現在の景気・雇用情勢や6ヵ月後の景気・雇用情勢・家計所得の見通しについて5000世帯を対象にアンケート調査し、1985年を100として指数化したもの。個人消費の先行指標とされ、消費者心理を反映した指数。同指数に先行して発表され、同じく米国の消費者マインドを指数化した指標として、ミシガン大学消費者態度指数がある。参考:野村證券

関連記事

ページ上部へ戻る