FOMC 債券購入期間について「今後数か月にわたって」の文言を削除 長期的な買入を示唆

引用元:https://zuuonline.com/archives/210538

ニュースのポイント

  1. FOMCを開催、金融緩和政策の継続を表明した
  2. 債権購入も継続、購入期間については「今後数か月にわたって」の文言が削除された
  3. フェデラルファンド(FF)レートは現行の0~0.25%で全会一致で据え置きが決定

FOMCを開催、金融緩和政策の継続を表明した

パウエルFRB議長 引用元:https://diamond.jp/articles/-/194472

米連邦準備理事会(FRB)は16日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、雇用とインフレに一段と顕著な進展が見られるようになるまで、金融緩和政策を継続する方針をあらためて表明した。政策金利についてもフェデラルファンド(FF)レートは現行の0~0.25%で全会一致で据え置きが決定された。また、当局者の多くは最低でも2023年いっぱいはこの水準が維持されるのではないかと予想している。

会合後に発表された声明によれば、月額の債権購入額を1200億ドル(約12兆4000億円)で据え置くことも決定。一方、購入期間に関する「今後数カ月にわたって」という従来の文言を削除した。

これについて米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、将来に購入の変更を生じさせるようなインフレ率や失業率について具体的な数値の特定は避けた。記者会見で議長は、決定を巡り「正確な数字を列挙することはできない」と説明。その上で、経済がそうした状況になるとしても「しばらく先」だと述べた。

さらに議長は、「今後数カ月が試練だ」と指摘。新型コロナワクチンが承認され、「ようやくトンネルの先に明かりが見えるような状況になった」としつつ、経済を支援し続けるため今後もあらゆる手段を講じると表明した。

連邦公開市場委員会(FOMC)
FOMCとは、Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、アメリカの金融政策を決定する会合のことです。日本では、「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定していますが、それに当たるものがFOMCです。
FOMCは年に8回開催され、現在の景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げなどの方針が発表されます。その結果が市場の予想とは違った場合には、株式市場や為替レートが大きく変動することがあり、世界の金融マーケットにも大きな影響を及ぼします。参考:SMBC日興証券
米連邦準備制度理事会(FRB)
FRB(The Federal Reserve Boardの略)は、日本における日銀と同じ、アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関で、日本語で「連邦準備理事会」とも呼ばれます。
連邦準備理事会は、7名の理事から構成されています。
FRBが開く金融政策の最高意思決定機関に連邦公開市場委員会(FOMC)があり、FRBの理事7名や地区ごとの連邦準備銀行(FRB)総裁5名で構成されていて、アメリカの金融政策やFFレートの金利誘導目標を決定しています。参考:SMBC日興証券
フェデラルファンドレート(FF)
FFレートとは、フェデラル・ファンド(Federal Funds)レートの略で、連邦準備銀行(アメリカの中央銀行)に預け入れる無利息の準備金(フェデラル・ファンド)が不足している銀行が、余剰の出ている銀行に無担保で資金を借りるときに適用される金利を指します。
FFレートが成立する市場をフェデラル・ファンド市場といい、日本のコール市場に相当します。
アメリカは、連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、連邦準備銀行の準備金の需給を調節し、FFレートの誘導目標を変更することで、金融政策の決定をしています。参考:SMBC日興証券

関連記事

ページ上部へ戻る