EUが加盟各国にイギリスとの貨物往来の再開要請を要請 フランスは23日朝に英国との国境を再開

ニュースのポイント

  1. EUは加盟国にイギリスとの貨物往来の再開を要請した
  2. EU各国はイギリスでの新型コロナ変異種の蔓延を封じ込めるためイギリスからの入国を停止する措置を取っていた
  3. フランスは23日朝に往来を再開した

イギリスへの渡航禁止を解除する要請を出したEU


引用元:BBC NEWS

ヨーロッパ委員会(欧州委員会)は、欧州連合(EU)の加盟国に対して、12月22日、イギリスに対する渡航禁止を解除する要請を出した。

イギリスについては、新型コロナウイルスの変異種が確認されたこともあり、EU各国が国境封鎖などの厳しい措置を取っていた。EUは、加盟各国に対して、イギリスとの貿易や人の移動に関して再開を求めた。一方、観光などの不要不急の渡航自粛を呼び掛けている。イギリスではフランスの国境封鎖を受けて、イギリスとフランスの国境で、1,500台以上のトラックが立ち往生するトラブルが22日に生じている。

英食品・飲料連盟(FDF)のライト最高経営責任者はブルームバーグテレビジョンに対し、「48時間以内に食品不足が発生し、かんきつ類や一部の野菜が底を突く可能性がある」と話している。

フランスは23日朝に往来を再開

この事態にイギリス政府は、イギリス・ジョンソン首相とフランスのマクロン大統領との会談を21日に設け、その場で解決策を模索した。しかし、この会談は物別れに終わり、事態は解決を見せないままだった。

こうした中、事態を重く見たEUが仲立ちし、フランス政府はイギリスと制限緩和について合意したと発表。英仏間を結ぶ航空機、船舶、高速鉄道・ユーロスターは23日朝、イギリスとフランスの行き来を再開した。

 

EU
欧州連合。欧州連合は、1993年に発効したマーストリヒト条約(欧州連合条約)によって設立されたヨーロッパの政治や経済における国家共同体。参加国は、フランス、ドイツなど全27カ国。2020年2月現在、2016年6月の国民投票においてEU離脱派が勝利したイギリスが3度の延期を経て、2020年1月31日にEUを離脱したため、27カ国となった。主に経済分野において共同体内の統合を進め、1999年には通貨統合(ユーロ導入)などが実現。ユーロについては全てのEU加盟国が導入しているわけではない。

参考:SMBC日興証券

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