トランプ米大統領 大統領選後初の支持者集会で民主党の不正操作を訴える

ニュースのポイント

  1. トランプ米大統領はアメリカ南部のジョージア州で大統領選後初の支持者集会を行った
  2. 集会の中でトランプ氏は民主党の不正操作や自身の大統領選勝利を主張
  3. ジョージア州の決選投票の結果次第で上院を共和党、民主党どちらが主導権を握るかが決まる

激戦州ジョージア州で大統領選後初の支持者集会を開催


トランプ米大統領は12月5日、南部のジョージア州で支持者集会を行った。大統領選後初めての支持者集会で、来年1月に行われる上院選の決選投票に向け共和党候補への支持を訴える目的であったが、集会の中でトランプ氏は「民主党は大統領選において不正操作をおこなったが、われわれが勝利する」と発言。また、「上院選決選投票でも不正操作を試みるだろう」と述べるなど、大統領選での不正に関する主張に非常に多くの時間を割くこととなった。

ジョージア州共和党ケンプ知事や共和党関係者らへの批判も強める

トランプ氏は共和党関係者らへも批判を強めており、ジョージア州共和党のケンプ知事に対しても電話やTwitter上で大統領選挙の結果を覆す試みをサポートするよう強調した。ケンプ氏が署名の検証を3回も求めたことを主張すると、トランプ氏はそれでは足りないと反論、臨時審議の招集を求めた。

だが、ケンプ知事とジョージア州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官はすでにジョージア州でのバイデン氏勝利を認めている。トランプ氏はこの結果を受け入れることを拒否し、自身の勝利を主張。トランプ氏陣営は大統領選挙で民主党のバイデン氏が勝利したにもかかわらず、共和党が多数派である激戦州議会に対してトランプ氏を勝者と宣言するよう呼びかけたが、議会の反応は芳しくない。

さらに、「大統領選の選挙結果をめぐる訴訟は連邦最高裁までまもなく持ち込まれるだろう」などと発言したが、その詳細や具体的な時期については明言しなかった。

ジョージア州の上院選決選投票で共和党は多数派を維持できるか


ジョージア州の上院選決選投票においては、現職のデービッド・パーデュー上院議員(共和党)とケリー・ロフラー上院議員(共和党)がジョン・オソフ氏(民主党)とラファエル・ワーノック氏(民主党)と議席を争うこととなる。これまでの20年間、ジョージア州において民主党上院議員は選出されておらず、共和党議員の選出が期待されていた。なお、共和党が1議席以上獲得すれば多数派を維持することができ、バイデン時期大統領の政策に歯止めをかけることができる。一方の民主党が主導権を確保するには、2議席以上の獲得が求められる。

バイデン次期大統領もジョージア州において集会を行うとしているが、まだ日程は明らかになっていない。

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