リップル(XRP)の取引量がビットコインを抜く59億ドルに 価格は約200%急騰

ニュースのポイント

  1. 11月に入ってリップルの価格が日増しに上昇し、11月24日には0.92ドル(約96円)の価格を付けた
  2. 11月24日のリップルの取引量は約59億7000万ドルで、一時、ビットコインやイーサリアムを上回った
  3. 価格上昇の背景に、TikTokユーザーが注目したことが考えられる

リップル(XRP)の価格が0.92ドル(約96円)まで上昇

11月24日、リップル(XRP)が0.92ドル(約96円)の価格を付けた。この価格上昇は11月中旬から見られ始めたもので、日ごとにリップルの価格は上がっていき、11月24日に10月までの価格の約200%高である0.92ドル(約96円)にまで上昇した。仮想通貨のデータサイト「メサーリ(Messari)」によると、この日のリップルの取引量は約59億7000万ドルを記録。この取引量は、仮想通貨の時価総額ランキングで1位のビットコイン(BTC)の約56億8,000万ドル、2位のイーサリアム(ETH)の34億6,000万ドルを上回っている。

価格急騰の背景にTikTokユーザーの存在

長らく30円前後に低迷していたリップルの価格の急騰には、動画共有サービス「TikTok」のユーザーの存在が深くかかわっていると考えられている。11月23日、3万人のフォロワーを持つツイッターのアカウント「TikTok Investors」が、「XRPを紹介しよう」とTikTokの投稿をシェア。それまでの1週間で120%ほど上昇していたリップルの価格は、この動画をきっかけにさらに上昇した。

TikTokユーザーの影響による仮想通貨の価格上昇は、これがはじめてではない。6月にドージコイン(DOGE)への投資を勧誘する内容の動画がTikTokに投稿され、6万超の「いいね」がつくなど話題となった。その結果、ドージコインの価格は150%あまり上昇している。

なお、今後のリップルの価格については、仮想通貨の専門サイト「コインペディア(Coinpedia)」が、2021年は1.20~2ドル(約125~208円)の間で推移するとの予想を発表しているように、高い水準で安定すると見られている。

リップル(XRP)
テクノロジー企業「リップル」の金融機関向け国際送金ネットワークシステム「RippleNet」で利用されている仮想通貨。単位はXRP。発行上限数量は 1,000 億 XRP で、既にすべて発行済みであるため、ビットコインなどのマイニング(新たなブロックを生成し、その報酬として仮想通貨を手に入れる行為のこと)のような新規生成の仕組みはない。参考:bitFlyer
ビットコイン(BTC)
2008年に「satoshinakamoto(サトシ・ナカモト)」を名乗る人物がインターネット上に公開した論文の中で示された構想を受けて運用が開始された仮想通貨。単位はBTC。ビットコインは数ある仮想通貨の中で時価総額が最も大きいことから、仮想通貨の代表格とされている。実際、ビットコインから分裂や派生した通貨も多く、仮想通貨の基軸となっている。参考:bitFlyer
イーサリアム(ETH)
ヴィタリック・ブテリン氏によって開発された仮想通貨プラットフォームの名称。プラットフォーム内で使用される仮想通貨をイーサ(単位: ETH)という。日本においては、プラットフォームを意味するイーサリアムと通貨を意味するイーサをどちらも「イーサリアム」と表現することが一般的。仮想通貨時価総額のランキングでは、不動の1位であるビットコインに次ぐ2位に位置している。参考:bitFlyer
TikTok
15秒から1分ほどの短い動画の作成・投稿ができる、短尺動画プラットフォーム。運営会社は中国企業のByteDance社。アメリカの調査会社「Sensor Tower」によると、2018年第一四半期、App Storeのアプリダウンロード数で世界一になっている。参考:新R25

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