仮想通貨取引所「Bitfinex」、総額7.5億ドル(約750億円)の借入を完済

引用元:coinpost

ニュースのポイント

  1. 仮想通貨取引所のBitfinexが、関係会社テザー社に対し5.5億ドルの返済を行ったと発表
  2. Bitfinexは、テザー社から2018年に7.5億ドルを借り入れていた
  3. 過去2年間で2億ドルを返済していたが、今回の返済でテザー社からの借入を完済した

残り5.5億ドル(約580億円)を一括返済

引用元:Bitfinex

仮想通貨取引所「Bitfinex」は、2月5日、関連会社のテザー社に5.5億ドル(約580億円)の返済を行ったことを発表した。Bitfinexは、2017年にテザー社から総額7.5億ドル(約800億円)の借り入れを行っていた。過去2年間で、2億ドル(約210億円)を返済していたが、今回の返済でテザー社からの借り入れを完済した。

テザー社は、ステーブルコイン「Tether」の発行・管理を行う会社で、TetherとBitfinexの運営会社はいずれも「iFinex」という関係だ。

ニューヨーク司法当局は、資金の不正利用として提訴

引用元:CoinMarketCap

iFinexに対しては、8.5億ドルの不正融資疑惑に関連するテザー社のUSDT準備金を不正利用したとして、ニューヨーク司法当局(NYAG)は2019年より、Bitfinexの営業停止を求めた。

NYAGは、テザー社からBitfinexへの総額750億ドルの貸し付けに対しても、不正があったと見ている。Bitfinexが海外の決済代行会社に預けた資産が凍結されたことを受け、不足した資金をカバーするためにテザー社の資金を不正に利用したと主張し提訴。この問題に関しては、現在も係争中にある。

Bitfinex
Bitfinex(ビットフィネックス)は香港資本の仮想通貨取引所。取り扱い通貨は、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップルなどを中心に40種類以上。また、「信用取引をする人に対してお金をユーザーが貸す」というレンディングサービスを提供している点にも特徴がある。貸出可能通貨は、米ドル、ビットコイン、イーサリアムなどで、金利を指定して通貨を一定期間貸し出し、金利を受け取ることができる。Maker手数料は0.0~0.1%、Taker手数料は0.1~0.2%。参考:海外投資AGENT
ステーブルコイン
ステーブルコインは、安定した価格を実現するように設計された通貨。ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)は、ドルや円といった法定通貨と比較すると価格変動が激しくその実用性に課題があると一般的に言われている。仮想通貨が広く普及する上でも価格の安定は大きな課題の一つとして考えられ、ステーブルコインはその課題を解決する通貨として考案された。参考:bitFlyer

関連記事

ページ上部へ戻る