ドージコインが個人投資家のツイッター書き込みをきっかけに急騰

ニュースのポイント

  1. 柴犬をモチーフにした暗号資産「ドージコイン」の価格が急騰した
  2. 米掲示板サービス「レディット」の株取引コミュニティのトレーダーがツイッターで同暗号資産を書き込みしたことが、価格急騰のきっかけだという
  3. 29日現在で、24時間比5.1倍の大幅上昇を記録した

ゲームストップの急騰を再現する連想から買いが殺到

ドージコインの価格変動。29日前後に急騰したことがわかる(2月3日時点) 引用元:coingecko

柴犬をモチーフにした暗号資産(仮想通貨)「ドージコイン(DOGE)」の価格が1月28日から29日にかけて、急騰した。米掲示板サービス「レディット(Reddit)」の株取引コミュニティの個人投資家がツイッターで同暗号資産を取り上げたことが、価格高騰を招いたという。最大5.1倍の価格上昇を記録したドージコインの価格急騰が、暗号資産の全体高に波及させている。

アメリカでは今月、レディットの株取引コミュニティ「r/WallStreetBets(WSB)」を中心とする動きが、株式市場を大きく揺さぶった。結果として、金融当局までが市場の監視を強める事態に発展している。

米ビデオゲーム大手ゲームストップの株価は、ロビンフッター参戦の影響で一部ヘッジファンドが空売りの買い戻しを余儀なくされたことで、5日間で900%近く高騰。高騰とは裏腹に、買い戻しによって空売り取引を行っていた一部のヘッジファンドは多額の損失を被った。証券取引委員会(SEC)は、株式市場で起きた以上とも思える激しい値動きを監視していると、異例のコメントを出している。

ゲームストップの株価を巡る騒動の一因となったのが、ソーシャルニュースサイト「レディット」の投資フォーラムでの個人投資家の書き込み。さらに、同じ個人投資家が運営し、約40万のフォロワーを持つツイッターアカウント「WSB Chairman」で「ドージコインについて盛り上がっているけど、それって何?」などとツイートしたところ、ドージコインの価格は2倍に高騰。その後の急騰につながっている。

CoinDesk20のデータによると、ドージコインはわずか2時間で、0.007ドルから0.017ドルに上昇。価格の上下動を繰り返し、現在は0.032ドル近辺を推移している。

ドージコインは昨年、TikTok上で同暗号資産への投資を促す内容の動画が公開され、価格が急激に上昇することがあった。過去には、電気自動車テスラの最高経営責任者(CEO)を務めるイーロン・マスク氏が、自身が気に入っている暗号資産はドージコインなどと言い、Vogueの表紙のパロディ「Dogue」の画像で暗号資産市場の動きについてツイートし、話題を読んだ。

ドージコイン
ドージコインは、ビットコインを模倣して作られた暗号資産。暗号資産の一般的な普及を後押しすることを目的としている。マイニングによる処理速度が1分と早く、ビットコインの10分と比べて約10倍早い処理速度が誇るほか、発行上限がないため、自由に流通量をコントロールできる特長がある。参考:DMM Bitcoin
レディット
レディットは、米国の掲示板型ウェブサイト。日本の同種サイトに例えて「米国版5ちゃんねる」と呼ばれる。個人が誰でも自由に興味がある話題を提示し、その話題について自由に議論することができる。写真や動画といったコンテンツの共有も可能だ。参考:日本経済新聞

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