ビットコイン、初の3万ドルを突破 ウォーレンバフェット超す

ニュースのポイント

  1. 暗号資産の代表通貨であるビットコインが1月2日、1BTC=3万ドルを突破した
  2. わずか2週間で50%超の高騰
  3. 時価総額は6000億ドルで、米著名投資家のウォーレン・バフェットを抜いた

取引高は過去2番目の高さ

バークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット  引用元:media.rakuten-sec.net

代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン(BTC)の相場が2日、初めて1BTC=3万ドル(約310万円)を突破した。昨年12月半ばに2万ドルに達したばかりで、その後2週間余りでさらに50%高と急騰。世界的な金融緩和によるカネ余りを背景に、過去2番目となる水準で投資資金が流入し、相場を押し上げた格好だ。

オンチェーン分析のデジタルアセットデータによると、現在の取引高は過去2番目の高さという。

結果、暗号資産情報サイトのコインデスクによると、ビットコインの時価総額は6000億ドル(約62兆円)超に到達。ビットコインは、2020年3月には新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)を巡る懸念で25%急落したが、その後、世界各国の金融緩和を背景に資金が流れ込み、価格が押し上げられた模様だ。

ビットコインの現在の取引高は、世界上場企業の時価総額ランキングと比較しても高い水準だ。9位の中国電子商取引最大手・阿里巴巴(アリババ)集団と、10位の米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの間に位置する。
昨秋からの相場急騰には、支払い手段としての普及期待の高まりも影響している。米電子決済大手ペイパル・ホールディングスは昨年10月、世界の加盟店で暗号資産での支払いを可能にすると発表。また、値上がりを見込んだ機関投資家による大量購入の動きも、ビットコイン相場の上昇を加速させている。

イーサリアムもバブル再来か

引用元:jp.cointelegraph.com

ビットコインに次ぐ時価総額を持つETH(イーサリアム)も、ビットコインにつられる形で高パフォーマンスを発揮している。デジタルアセットゼータによると、ETHは年初来からのパフォーマンスが500%以上となっている。

暗号資産データサイト創業者のボビー・オン氏は、「ETHは、DeFi(分散型金融)によって押し上げられ、1500ドルの最高値を突破する。ガス料金は再び急騰し、スケーラビリティ問題が浮き彫りになるだろう」と、2021年の暗号資産市場を予測している。さらに、「1年の大半は、レイヤー2スケーラビリティソリューションの調整に費やされる」とみている。

オン氏は、ビットコインについては長年期待されていた上場投資信託(ETF)の登場や、中央銀行が購入するようになることで、10万ドルに向けて上場するだろうと予測を立てている。

バークシャー・ハサウェイ
バークシャー・ハサウェイは、投資の神様と称される投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社。傘下に損害保険会社や鉄道会社、エネルギー会社など多くの会社を抱え、投資会社として上場企業の株式を多数保有している。もともとは紡績会社だったが、敵対的買収で経営権を握ったバフェットが経営の立て直しを図り、世界最大規模の投資会社まで成長させた経緯がある。参考:BIGTRADERS

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