大手仮想通貨ヘッジファンド、約1,300億円のビットコイン投資信託を運用

ニュースのポイント

  1. 大手仮想通貨ヘッジファンド「Three Arrows Capital」が、ビットコイン投資信託「GBTC」の6.1%株を保有していることがわかった
  2. 約1280億円に相当し、裏付けの現物ビットコインは36,969 BTCに上る
  3. Three Arrows Capitalの共同創設者Kyle Davies氏は、今後も継続的に投資する意向を表明している

約1,300億円のビットコイン投資信託を運用するThree Arrows Capital


引用元:Three Arrows Capital

大手仮想通貨ヘッジファンド「Three Arrows Capital」が、米国仮想通貨ファンド・グレースケール社のビットコイン投資信託「GBTC」の株6.1%を保有していることがわかった。米証券取引委員会(SEC)への書類で判明した。書類によれば、Three Arrows Capitalが保有するGBTCは、約1,280億円に相当。裏付けのビットコインは36,969 BTCに上る。

Three Arrowsによると、同社が保有するビットコインはGBTCにおいて最大だという。同社の共同創設者であるKyle Davies氏は、今後も継続的に投資する意向を表明している。

利益確定売りに動き出した機関投資家


引用元:Bybt

2020年6月から、ビットコインの預入額が大幅に増加したGBTC。6月から12月までで預入額は167%ほど増加し、それに伴いビットコインの価格も400%ほど上昇。ただ、1月10日をピークにビットコインの価格はやや下落している。

この値動きは、GBTCの仕組みが深く関連していると考えられる。GBTCはオープンエンド型ながらビットコインの入金後、半年間は出金できない期間(ロックアップ期間)がある。6月入金分のロックアップ期間が終了した12月から、一部の機関投資家が利益確定売りに動き始めた可能性が指摘されている。

米証券取引委員会(SEC)
投資家保護と公正な市場整備のため、1934年に設立されたアメリカの市場監視機関(連邦政府機関)。日本語では「証券取引委員会」と呼ばれる。株式や債券などの証券取引の監督・監視を行っている。証券取引の法規を管理しており、企業の不正会計やインサイダー取引などを防止するために活動している。参考:SMBC日興証券
ビットコイン
世界で初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨で、現在最も流通量が多い仮想通貨。2008年10月、ネット上に「Satoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)」と名乗る人物が論文を投稿したことから始まった。2010年2月には初のビットコインの取引所が開設され、すぐに取引が始められている。参考:Coincheck
オープンエンド
発行者が証券の買い戻しを保証している投資信託のこと。いつでも自由に換金することができる。日本の投資信託の多くはオープンエンド型。一方、発行者が買い戻しを保証していない投信のことをクローズドエンド型という。
参考:大和証券

関連記事

ページ上部へ戻る