史上初、ヘッジファンドからETFに 「KNGS」取引開始

ニュースのポイント

  1. 「KNGS」が史上初となるヘッジファンドからETFに転換され、取引を開始した
  2. ロバート・キャントウェルCEOは「高品質な成長分野への投資を一般の投資家に開放するものだ」と語った
  3. ポートフォリオの44%をインターネット株が占める同ファンドは、19年3月の運用開始から20年末までに115%のプラスリターンを上げた

米小規模ヘッジファンドが史上初のETF転換を果たした

アップホールディングス・グループ創業者で最高経営責任者(CEO)のロバート・キャントウェル氏 引用元:etf express

アクティブ運用のアップホールディングス・コンパウンド・キングスETF(KNGS)は、史上初となるヘッジファンドからETFに転換され、先日取引を開始した。元は、テクノロジー株中心に投資するヘッジファンドで、2019年3月にアップホールディングス・ファンズが立ち上げた。

同社は、リテール投資家を含め投資家ベースでの拡大を望んでおり、昨年3月に300万ドル(約3億1000万円)規模のヘッジファンドをETFに転換することを模索し始め、10月に米証券取引委員会(SEC)に申請した。同社の創業者で最高経営責任者(CEO)のロバート・キャントウェル氏は「ベンチマークを上回る成績を目指す運用者を求めるために金持ちである必要はないはずだ」とし、ETFへの転換は「高品質な成長分野への投資を一般の投資家に開放するものだ」と語った。

インターネット株が44%を占めるKNGSのポートフォリオは運用開始から2020年末までに115%のプラスのリターンを上げた。管理手数料は投資資金1000ドル(約103000円)に対して6ドル(約600円)となっている。

リテール
一般小売。個人客や中小企業を対象とした小売や小口取引の総称として使われ、「卸売」を意味する「ホールセール」と対をなす言葉。
なお、金融機関における「リテール業務」とは一般個人や中小企業などの小口客を個別に扱う業務を指し、大企業や自治体・政府など大口取引を扱う業務は「ホールセール業務」と呼ばれる。また証券会社においても個人投資家を主として扱う会社は「リテール証券」、機関投資家を専門とする会社を「ホールセール証券」という。参考:ANTELOPE

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