「もの言う株主」ダニエル・ローブ氏、インテル経営陣の刷新を迫る 新ファンドも立ち上げ予定

ニュースのポイント

  1. Third Pointのダニエル・ローブ氏がインテルの会長に経営陣の大規模な刷新が必要だと迫った
  2. 新しいベンチャーファンドを立ち上げるために最大3億ドル(約309億円)の資金調達を2021年2月に完了予定
  3. 2020年、同ファンドのリターンは最大で12.3%、明確にテクノロジーセクターに期待を寄せている

ダニエル・ローブ氏、インテル経営陣の刷新を迫る 新ファンドは2月に資金調達完了予定

ダニエル・ローブ氏 引用元:日刊工業新聞

米経済紙ウォールストリートジャーナルは、アメリカのアクティビストヘッジファンド(もの言う株主)であるThird Point(サードポイント)のダニエル・ローブ氏が、インテルの会長であるオマー・イシュラック氏に経営陣の大規模な刷新が必要だと迫ったと報道した。インテルにとって2021年は生きるか死ぬかの年であり、今やアクティビストからのプレッシャーもさらに強まり、同社に対する問題解決の要請もますます熾烈を極めている。

同紙によると、サードポイントはインテル株を10億ドル(約1030億円)を買い上げた。ニュースの直後には、強まったプレッシャーで同社の前途が明るくなったという投資家たちの期待により、インテルの株価は5%跳ね上がった。

また、このヘッジファンドは新しいベンチャーファンドを立ち上げるための最大3億ドル(約309億円)の資金調達を2021年2月に完了予定だ。同ヘッジファンドは過去にも、Third Point Ventures部門からさまざまな投資をしているが、経済紙の大見出しになるような成果は得られなかった。過去に同社のベンチャー投資は、テクノロジーとヘルスケアとフィンテックがターゲットだった。この新しいファンドが無事に資金調達を完了したとしても、投資のステージや対象が前回と同じになるのかはまだ明らかにされていない。

2020年、パンデミックで大荒れの年だったがThird Pointはのリターンは大きく、最大で12.3%とされている。そして同社は明確にテクノロジーセクターに今後ますます大きい成長ポテンシャルを見ている。

ダニエル・ローブ氏
アメリカの投資家、ヘッジファンドマネージャー、慈善家です。彼は、2016年3月現在、ニューヨークを拠点とするヘッジファンドであるThird Pointの創設者兼最高経営責任者であり、運用資産に108億ドルを投じるイベントドリブンの価値志向の投資に焦点を当てています。ニューヨークマガジンは、ローブの「好ましい戦略」は、問題を抱えた企業を買収し、非効率的な経営に取って代わり、企業を収益性に戻すことであり、それが「彼の成功の鍵」であると述べた。ローブは、2014年に「最も成功した活動家の1人」と評されました。参考:Wikipedia

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