ゴールドマンサックス、商品の強気相場を予想 トレンド逆転か

ニュースのポイント

  1. ゴールドマンサックスや大手投資会社が商品価格の上昇を予想している
  2. 大豆は6年振りの高値を付け、銅や鉄鉱石も高水準で推移している
  3. ヘッジファンド業界の今年の資金動向はマイナスだが、商品のみに絞ったファンドはプラスを確保している

ゴールドマンサックスや大手投資会社が商品価格の上昇を予想

引用元:http://emiu2154.blog.fc2.com/blog-entry-35.html

株式市場や暗号資産市場で過熱感がある中、今商品に注目が集まっている。商品投資といえば、過去10年にわたり「時代遅れ」と見なされることが多かった。

そんな商品市場に対して、ポイント72やパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)などの大手投資会社は「商品価格は上昇する」と予想している。また、ゴールドマンサックスグループは「2000年代の中国主導の活況や1970年代の原油価格高騰に匹敵する強気相場を見込んでいる」との見方を示している。

既に商品価格はコロナショック時の安値から大きく上昇している。大豆は12月18日に約6年ぶりの高値を付け、銅と鉄鉱石も高水準で推移している。背景には、中国の購入拡大や投資家の世界経済回復を見込んだ投資やインフレ上昇の見通しに対するヘッジとして購入している。

グレシャム・インベストメント・マネジメントのシニアリサーチストラテジスト、ロバート・ハウエル氏は「これから数年後、かなり多くの投資家が2020年を振り返り、商品の新たな強気相場の兆候をなぜ見逃したのか疑問に思う可能性は極めて高い」と語った。他にもPIMCOのニック・ジョンソン氏は、商品は「世界的なリフレの恩恵を受ける」と予想した。世界的な投資家ジム・ロジャーズも自身の著書で「商品が相対的に最も割安な資産であり、コロナショックで銀を買い増しした」と述べている。また、銅に関して言えば電気自動車(EV)はガソリン車の2倍銅を使用する。そこにクリーンエネルギー政策のバイデン政権誕生という強力な追い風が吹いている状態だ。

こういった様々な要因や投資家、専門家の声がトレンドの逆転し始めていることを表している。実際にヘッジファンド業界全体の今年の資金動向はマイナスだが、商品のみに焦点を絞ったヘッジファンドは何とかプラスを確保している。

ゴールドマンサックス
アメリカ合衆国の企業である。金融グループとして、株式・債券・通貨・不動産取引のブローカー業務、貸付・保険・投資銀行業務にくわえ、プライベート・バンキング等も行う。GPIF年金運用委託先の一つ。参考:Wikipedia
リフレ
景気循環のなかで、デフレーションから脱し、インフレーションには至っていない状態をさす。日本語では「通貨再膨張」。リフレと略す。不況を克服するために、金融政策などのマクロ政策を強力に推し進めることにより有効需要を創出して景気回復を図ると同時に、緩やかで安定的なインフレ率を達成しようとする政策をリフレ政策という。参考:コトバンク
ジム・ロジャーズ
アメリカ合衆国の投資家。クォンタム・ファンドの共同設立者。ロジャーズ・ホールディングスの会長。アラバマ州出身。投資手法は保守的な”BUY AND HOLD”ではなく、利益が出る状況に応じてロング(買い持ち)とショート(売り持ち)のどちらでもポジションをとり、投資対象も株式だけでなく通貨・商品と幅広く、また現物取引だけでなく先物取引やオプション取引も行う。参考:Wikipedia

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